伊藤淳史「戦時動員・占領改革と戦後日本農政―人と物の移動に着目して―」(『日本史研究』第631号、2015年3月)の訂正について
筆者は上記の論稿において那須皓のNRS技術顧問退任について、「四六年五月公職追放により退任」と記載した(115頁)。しかし正しくは「公職追放令に該当するとの議起こり、一切の公職より退任」したもので(那須皓『惜石舎雑録』農村更生協会、1982年、396頁)、実際に公職追放となったのは1947年9月であった。校了後に誤りに気付いたため、修正できず掲載されている。ここに訂正するとともに謹んでおわび申し上げたい。(2015年3月24日)