★本読みのテキスト
(比較農史学 I, II) 大鎌邦雄(編)『日本とアジアの農業集落−組織と機能−』(清文堂、2009年)
鄭浩瀾『中国農村社会と革命−井岡山の村落の歴史的変遷−』(慶応義塾大学出版会、2009年)
(比較経済史) ホブズボーム『20世紀の歴史:極端な時代』(三省堂、1996年)
日付 | 第1部:個別報告 (13時から15時まで) |
第2部:本読みの部 (15時から17時まで) |
報告 | 座長 | 備考 |
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<前期> | |||||
4/12 | ガイダンス | ガイダンス | |||
4/19 | 大前(原論)「韓国農業における新規参入者に関する研究−参入者の地域定着における社会関係を視点に−」 劉(経済)「人口成長、生産要素希少性および農業の集約化−ボズラップ人口圧理論の検討から−」 |
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4/26 | 大瀧「近代軍馬政策が農家の馬産・馬利用に及ぼした影響に関する実証的研究−第一次馬政計画期(1906-35年)の東北地方を対象として−」 | 『20世紀の歴史』1章 | 田代 | 菊池 | |
5/10 | 水田「農とゆいの経済史」 | 『日本とアジアの農業集落』1・2章 | 大前 | 大瀧 | コンパ予定 |
5/17 | 李(原論)「出稼ぎ労働に見る中国農民の地縁、血縁、「業縁」関係−農村若年女性出稼ぎ労働者を中心に−(仮)」 | 『20世紀の歴史』2・3章 | 范 | 野間 | |
5/24 | 范「1978年中国政策転換期以来農地利用状況の変遷に関する考察―中部地域江西省の沙田鎮を例にする―」 藤田(原論)「農業技術から見る自然と人間との関係(仮)〜有機農業者の技能的技術を事例として〜」 瀬戸徐(原論)「在日ベトナム系住民の自給的農業からみる食の戦略(仮)−兵庫(姫路)を事例として−」 |
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5/31 | 飯田(原論)「外国人研修生制度の農業分野への展開及び今後の研究の方向性について」 中山(文)「樺太庁中央試験所の技術と思想−1930年代樺太拓殖における帝国の科学−」 |
『日本とアジアの農業集落』3・4章 | 千田 | 池本 | |
6/7 | 千田「近代以降における資源としての茶の位置づけと役割について−京都府宇治市周辺地域を中心として−(仮)」 | 『20世紀の歴史』4・5章 | 飯田 | 大瀧 | |
6/14 | 野間「1904-1935年の肉食とその周辺」 | 『日本とアジアの農業集落』5・6章 | 李 | ||
6/21 | 菊池「戦後東独における「社会主義」農林資源開発―チューリンゲン地方エアフルト市 1945-1961―」 | 『20世紀の歴史』6・7章 | 李 | 池本 | |
6/28 | 芦田(原論)「農業機械の普及過程における「関係」の販売―岡山県津山市の事例から―」 | 『日本とアジアの農業集落』7・8章 | 飯田 | 野間 | |
7/5 | 池本「近世における地主的土地集積と縄延びの大小―紀伊国伊都郡赤塚村田中家を事例として―」 | 『20世紀の歴史』8・9章 | 大前 | 野間 | |
7/12 | 范「生産責任制以後の中国農民生活変容に関する研究(仮)―江西省広豊県の農家農地利用のオーラルヒストリーを通じて―」 瀬戸徐(原論)「在日ベトナム系住民の自給的農業からみる食の戦略(仮)−兵庫(姫路)を事例として−」 藤田(原論)「有機農業技術の実態に関する研究(仮)」 岩島(原論)「生活改善普及事業にみる戦後日本の<農村開発>−修士論文、学会報告を経て今後の研究計画−」 |
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9/21-22 | ゼミ合宿 | ||||
<後期> | |||||
10/4 | 松尾(京都府立大学大学院)「第一次大戦後の生活文化と農村青年団運動―京都府旧船井郡木津村青年団を事例として
―」 野間「日露戦争を契機とする牛価高騰と食肉供給の多様化」 |
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10/18 | 范「中国農村合作社経済組織の発展における課題−福建省永安建興筍竹専業合作社、四川省綿竹民生合作社、安徽省毫州農民専業合作社を事例に−」 | 『20世紀の歴史』10・11章 | 大前 | 野間 | |
11/1 | 藤田(原論)「非提携型「有機農業」の実態に関する研究(仮)」 | 『中国農村社会と革命』序・1章 | 飯田 | 大瀧 | |
11/8 | 大前(原論)「韓国における帰農・帰村政策と帰農者の様相―進捗状況と予備調査の報告―」 | 『20世紀の歴史』12・13章 | 李 | 野間 | |
11/15 | 瀬戸徐(原論)「在日ベトナム系住民の地域社会における「生活戦略」−食生活を主軸として−」 | 『中国農村社会と革命』2・3章 | 池本 | ||
11/29 | 范「農村近代化における専業合作社の役割と限界―江西省新余市の専業合作社の調査に基づき― 」 | 『20世紀の歴史』14・15章 | 飯田 | 大瀧 | |
12/6 | 菊池「東独集団化における農業と園芸―「野菜農民」と「生産ベルト」に関する問題提起―」 | 『中国農村社会と革命』4・5章 | 大前 | 野間 | |
12/13 | 池本「近世大和における掛屋の土地集積と小作米収取慣行―宇智郡五條村栗山家を事例として―」 | 『20世紀の歴史』16・19章 | 菊池 | ||
12/20 | 飯田(原論)「農業外国人研修生制度の「経緯」について」 李(原論)「非農業就業に見る中国農村地域女性のパーソナルネットワーク−華北地域H市M鎮を事例に−」 |
『中国農村社会と革命』6・7・終章 | 李 | 大瀧 | |
1/17 | 中山(文)「北樺太森林資源開発と南樺太林業―1917 年ロシア革命から1938 年までを中心に―」 岩島(原論)「戦後生活改善普及事業における「自主性」の「動員」−農林省の<自主性>言説の分析にむけて−」 |
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1/24 | 野間「牛肉食、近代日本、生産と消費―文明開化期、1904-192?年を中心に―」 水田「農民の早老」 |
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2/4 | 修論提出日 | ||||
2/10 | 修論発表会予行演習(13時半から) | ||||
2/14 | 修論発表会 |